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【最初の一冊】サクソフォーン教本(大室勇一先生)の使い方

サックス教本・楽譜・CD
  • 教本を使ってサックスの練習をしようと思ってるんだけど
  • サクソフォーン教本でどうやって練習したらいいのか分からない
  • サクソフォーン教本の使い方を教えて!

「サクソフォーン教本」を使って練習を始めたけれど、具体的にどうやって練習していったら上達できるのか分からずに悩んでいる初心者の方が非常に多いです。

最初は私も、どうやって使っていくのか、何回繰り返したらいいのか、同時にロングトーンもしたらいいのかなど、非常に悩みました。

現在ではサクソフォーン教本を全てやり終え、サクソフォーン教本で身につけるべきことはきちんと身につけることができました。

そのときの経験をもとに、サックス初心者がサクソフォーン教本を使ってどのように練習していくといいのかお伝えします。

この記事を読んできちんと練習すれば、サックスの基礎を驚くほど完璧に身につけることができます。

結論を一言で言うと、サクソフォーン教本で練習する場合は「マウスピースをかまない」「原則♪=72で練習」「イメージ→演奏→チェック」「100回繰り返して先に進む」がコツです。

「サクソフォーン教本」で学べる内容

サックス初心者が真っ先に取り組むべき教本が「サクソフォーン教本」です。

「サクソフォーン教本」にページ順に取り組んでいくことで、何も分からない初心者がサックスの基礎を身につけることができるようになっています。

初心者が真っ先に取り組むべき1冊は「サクソフォーン教本」一択です。

「サクソフォーン教本」で学べる内容は次のとおりです。

音域全音域(フラジオは除く)
速さアレグレット(♪=108)の16分音符
調#2つまで、♭2つまで
テクニックテヌート、スラー、スタッカート、クレシェンド、デクレシェンド
終了までの時間約300時間(Lesson18まで)

「終了までの時間」はLesson18までの全ての練習曲を100回練習した私の練習記録から計算しています。

サックスの基本的な内容が全て学べます。

「サクソフォーン教本」で練習していく具体的な方法

「サクソフォーン教本」は非常によくできた教本なのですが、どのように練習していくのかについてはあまり詳しく書かれていません。

そこで、私が試行錯誤の結果たどりついた最も効果的な使い方をお伝えしていきます。

「サクソフォーン教本」に取り組むときは次の4つを意識してください。

  • 絶対にマウスピースをかまない
  • 特に指示がある場合を除いて「♪=72」で演奏する
  • 練習は「イメージ→演奏→チェック」を繰り返す
  • 繰り返す回数は100回

絶対にマウスピースをかまない

絶対にマウスピースをかんではいけません。

初心者の人は腹筋も弱く、弱い息しか吐けないので、マウスピースをかんで音を出そうとしてしまう人が多いです。

しかし、マウスピースをかんでしまうと下唇が痛くなるだけでなく、音質が悪くなってしまいます。マウスピースをかむクセはなかなか治らないので、絶対にかまないでください。

下唇がリードの振動で震えるのを感じられない場合、下唇をかんでいます。

もし下唇が痛かったり、下唇に跡がついたり、下唇から血が出たりしていたら、相当に強く下唇をかんでいます。

関連記事

マウスピースを噛まないと音が出ない場合、マウスピースとリードが初心者にはつらいセッティングになっています。

初心者におすすめのマウスピースについては「【初心者向け】アルトサックスのマウスピースの選び方【おすすめも紹介】」で詳しくお伝えしています。

初心者におすすめのリードについては「【初心者向け】アルトサックスにおすすめのリード【育て方や手入れも】」で詳しくお伝えしています。

特に指示がある場合を除いて「♪=72」で演奏する

「サクソフォーン教本」は全てのエチュードに速さの指示が書いてあるわけではありません。

いろいろな速さで演奏してみたのですが、♪=72で練習することが想定されていると感じました。♪=72で練習していくことで無理なく運指を身につけていくことができます。

速度記号を「♪=」に変換するときの目安

速さの指示がある場合はその指示に従います。「速度記号を♪=」に変換する目安は次のとおりです。

速度記号BPM(♪=)
Largo46
Larghetto60
Lento52
Adagio58
Andante66
Andantino76
Moderato84
Allegro132
Allegretto108
Vivace160
Presto184

練習は「イメージ→演奏→チェック」を繰り返す

サックスを始めて1ヵ月くらいまでは1日に10分以上サックスを演奏できません。特に初心者のうちは演奏する時間を短めに、かつ、効果的に練習していく必要があります。

練習中に「ピーピーという音が出る」「口の周りから息が漏れる」「下唇が痛くなる」といった症状が出てきたら練習の限界です。

練習を続けても悪い癖がつく可能性が高いので、練習を終えることをおすすめします。

練習をしていくときには次の手順で行っていくことが大切です。

  1. 鍵盤で弾いて曲をつかむ
  2. 演奏動作をイメージする
  3. 実際に演奏する
  4. 演奏の録音を聴いて「演奏中のイメージとのギャップ」「改善点」を見つける

1.鍵盤で弾いて曲をつかむ

音楽の練習は先にイメージしてから実際に演奏することが大切です。

しかし、ほとんどのサックス初心者は楽譜を見ただけでは曲をイメージできません。

そこで、最初はキーボードで演奏して楽譜に書いてある曲をイメージします。

キーボードは音程が極めて正確なので、正確なメロディーでイメージできます。

おすすめのキーボードは「CTK-240」です。非常に安価で、サックスの練習に必要な機能は全てそろっています。

サックスの練習に適した電子キーボードについては「【サックス練習向け】電子キーボードのおすすめ【安い】」で詳しくお伝えしています。

2.演奏動作をイメージする

曲のイメージができたら、次は演奏動作をイメージします。実際に指を動かしながらその曲を演奏しているところを音は出さずにイメージします。

3.実際に演奏する

演奏動作のイメージができたら、いよいよ実際に演奏します。今度は息を入れて音を出します。

演奏するときは楽譜通りに機械的に演奏するのではなく、曲を表現する意識を持って演奏することが大切です。

また、後で聴くために録音しておきます

関連記事

サックスの録音に適したICレコーダーは「ソニー リニアPCMレコーダー PCM-A10」です。

サックスにおすすめの録音機材については「サックスの録音におすすめの録音機材【スマホやiPhoneでは無理】」で詳しくお伝えしています。

4.演奏の録音を聴いて「演奏中のイメージとのギャップ」「改善点」を見つける

演奏が終わったら、録音しておいた演奏を再生します。そして「演奏中のイメージとのズレ」と「改善点」を見つけます

改善点を意識しながら、また1の「鍵盤で弾いて曲をつかむ」から繰り返します。

1日に演奏できる時間が増えてきたら実際に演奏する時間の割合を増やす

1日に演奏できる時間が増えてきたら、3の「実際に演奏する時間」の割合を増やしていきます。

具体的には「鍵盤を使うのは数回に1回だけにする」「録音を聴くのは数回に1回だけにする」などです。

最終的には「鍵盤とイメージは最初の1回だけで、録音を聴くのは10回に1回程度」「ミスが多いところはイメージを多め」のような形で練習していくことになります。

繰り返す回数は100回

「サクソフォーン教本」で練習を始めた頃には「スケール練習」や「オーバートーン」などの練習は行いません。出せる音が非常に少ないからです。

オーバートーンなどで作っていく「口の周りの筋肉」や「腹筋」も「サクソフォーン教本」の練習で作っていきます。

早いペースで先に進むと「口の周りの筋肉」や「腹筋」が鍛えられる前に高音域や低音域の練習が始まってしまい、音が出なくなります。

それに、繰り返し反復することは非常に大切です。

このような理由から、100回繰り返したら次の練習曲に進むことをおすすめします。

私は最初、30回程度練習したら次の練習曲に進んでいたのですが、Lesson5の「高いラ」が出せなかったです。

最初に戻って100回練習するようにしたところ、無理なく最後のLesson18まで行きづまることなくやり終えることができました。

「サクソフォーン教本」と併用する基礎練習

「サクソフォーン教本」はサックス初心者が最初に取り組む教本なので、最初のうちは基礎練習はせずに「サクソフォーン教本」だけを練習していきます。

出せる音が少なすぎて「スケール練習」などを効果的にすることができないからです。

「サクソフォーン教本」の途中からは基礎練習にも取り組んでいくと効果的です。具体的には、次のタイミングで基礎練習を取り入れていきます。

条件サクソフォーン教本の該当箇所取り入れるべき基礎練習
新しいリズムが出たとき随時リズム練習
最低音のシ♭を出せるLesson13終了オーバートーン練習
全音域を出せるLesson18終了スケール練習


オーバートーン練習は1回5分から20分、スケール練習は1回5分くらい行うのがバランスがいいです。

オーバートーン練習の時間は多くの音を出せるようになるにつれて増やしていきます。

ロングトーンは目指す音が固まってくるまでは取り組む必要はないと考えています。

【まとめ】サクソフォーン教本は最初の1冊に最適

初心者が真っ先に取り組むべき1冊は「サクソフォーン教本」一択です。

「サクソフォーン教本」に取り組むときは次の4つを意識することが大切です。

  • 絶対にマウスピースを噛まない
  • 特に指示がある場合を除いて「♪=72」で演奏する
  • 練習は「イメージ→演奏→チェック」を繰り返す
  • 繰り返す回数は100回

サクソフォーン教本で練習しながら、最低音のシ♭が出せるようになったらオーバートーンを、全音域を出せるようになったらスケール練習を取り入れていくとさらに効果的です。

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