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アルトサックスのおすすめストラップ【付属ストラップだと首に負担】

サックス用アクセサリー
  • サックスを演奏していると首が痛くなってきたんだけど……
  • アルトサックス用のストラップの選び方が分からない
  • アルトサックス用のストラップのおすすめを教えて!

付属品のストラップでサックスを練習していて首が痛くなってしまった方が非常に多いです。

私も最初は付属品のストラップを使っていましたが、数カ月で首に痛みを覚えるようになったのでストラップを購入しました。

そのときの経験と使用感をもとに、ストラップの選び方やおすすめのストラップについてもお伝えします。

この記事を読めば、あなたに合ったストラップを買うことができ、首の負担を大きく下げることができます。

結論を一言で言うと、最初に購入するアルトサックス用のストラップは、男性にはネックストラップ「サックス用バードストラップ BSN-AP-M」が、女性にはショルダーストラップ「ブレステイキングストラップ ライザプレミアムⅡ (セーフティフックタイプ) 」がおすすめです。

アルトサックス用ストラップの選び方

アルトサックス用のストラップを選ぶときのポイントは次の4つです。

  • アルトサックス用のストラップ、自分に合ったサイズのストラップを選ぶ
  • フックの材質が金属製のストラップを選ぶ
  • フックの形状がスナップ型のストラップを選ぶ
  • 男性はネックストラップを、女性はショルダーストラップを選ぶ

アルトサックス用のストラップ、自分に合ったサイズのストラップを選ぶ

ストラップはいくつかのサイズがありますが、ストラップの形状によって選び方がやや異なります。

ネックストラップの場合:アルトサックス用のストラップを選ぶ

首にかけるタイプのストラップをネックストラップといいます。ネックストラップを使うと、ネクタイを下に引っ張るような力がかかります。

サックスの種類によってストラップリングからマウスピースの先端までの距離が異なるので、ストラップに必要な長さも異なります。

ネックストラップはアルトサックス用のストラップを選ぶことが大切です。

ネックストラップに身長はほとんど関係ありません。背が高くても低くても「ストラップリングからマウスピースの先端までの距離」は同じだからです。

首が太いとその分だけストラップの長さが必要になりますが、よほどの首の太さの持ち主でない限り、首の太さでサイズを替えることはありません。

ショルダーストラップの場合:自分の体に合ったサイズのストラップを選ぶ

肩にかけるタイプのストライプをショルダーストラップといいます。ショルダーストラップを使うと、ジャケットの襟(えり)をつかんで下に引っ張ったときのような力がかかります。

ショルダーストラップの場合はネックストライプと違い、肩のラインに添わせるようにして使うので体のサイズに合わせることが大切です。

目安としては「女性なら服のサイズと同じ」「男性なら服のサイズと同じか一つ下」がフィットします。

身長177cm、服のサイズXL、男性の私がLサイズで合いました。

フックの材質が金属製のストラップを選ぶ

ストラップのフックは金属製のものがおすすめです。

金属製はストラップリングに傷がついてしまう可能性がありますが、サックス初心者はそれほど高価なサックスを使ってはいないはずなので気にする必要はありません。

ストラップリングの傷よりも気にしなければならないのは「プラスチックの劣化によるサックスの落下」です。

プラスチックは時間とともに劣化していきますので、最終的には壊れてしまいます。他の部分ならともかく、フックが壊れるとサックスが落下します。

アルトサックスは2.5kg程度あるので、不意にストラップが壊れた場合、手だけで支えるのはほとんどの人には不可能です。

サックスを地面に落としてしまうとストラップリングの傷とは比べ物にならないくらいのダメージをサックスに与えてしまいます。また、怪我にもつながります。

初心者はストラップリングの傷よりもサックスの落下を気にするべきなので、ストラップのフックの材質は金属製のものをおすすめします。

フックの形状がスナップ型のストラップを選ぶ

フックの形状は「かぎ型(ひっかけるだけのタイプのもの)」と「スナップ型(入口が閉まるタイプのもの)」があります。

フックの形状がかぎ型のストラップはサックスをひっかけるだけなので、演奏の状況によっては外れてサックスが落下します。

私も最初はかぎ型のストラップ(付属品)を使っていたのですが、ヒヤリとしたことが何回もあります。

特に初心者は姿勢やサックスの構え方が定まっていませんので落下のリスクが上がります。

スナップ型はレバーで開かないとサックスを外せない構造になっているので、サックスを落としてしまう危険はありません。

フックの形状がスナップ型のストラップを選ばない理由がありません。

男性はネックストラップがおすすめ

男性は首が強いので、アルトサックスであればネックストラップで特に問題はありません。

ただし、柔らかい素材で幅も太めのストラップでないと首を痛める危険がありますので、そういったネックストラップを選ぶことが大切です。

男性の中でも首の強さには個人差があります。年齢とともに弱くもなっていきますし、練習時間の長さでも負担は変わります。

もしネックストラップで首の痛みを感じるようならショルダーストラップを検討してください。

女性はショルダーストラップがおすすめ

女性は男性と比べて首が細いです。そのため、ネックストラップだと比較的軽いサックスであるアルトサックスでも首を痛めてしまう可能性が高いです。女性にはショルダーストラップをおすすめします。

ショルダーストラップはネックストラップと比べて「値段が高い」「着脱が大変(特に厚着の場合)」といった欠点がありますが、健康にはかえられません。

女性の中でも首の強さには個人差があります。年齢とともに弱くもなっていきますし、練習時間の長さでも負担は変わります。

もしショルダーストラップで首や肩に痛みを感じるようならハーネスストラップを検討してください。

もう一つのストラップ:ハーネスストラップ

男性にはネックストラップを、女性にはショルダーストラップをおすすめしてきましたが、ストラップにはもう一つ「ハーネスストラップ」があります。

ハーネスストラップは上半身全体でサックスの重さを支えようとするもので、リュックサックを前に背負ったときのような力がかかります。

ハーネスストラップは着脱が大変で動きも制限されるので、ショルダーストラップでも首や肩が痛い人を除いておすすめしません。

ハーネスストラップは何時間も演奏し続ける人やバリトンサックスを演奏する人に向いたストラップだと考えています。

おすすめのアルトサックス用ストラップ

アルトサックス初心者が交換するストラップは次のものがおすすめです。

男性におすすめのストラップ:サックス用バードストラップBSN-AP-M

男性には「サックス用バードストラップ BSN-AP-M」をおすすめします。アルトサックスであれば、よほどのことがない限りMサイズで大丈夫です。

バードストラップにはいくつかのタイプがありますが、次のものがおすすめです。

  • ネックパッド:スタンダード(首周りのスポンジが厚いタイプ・首痛を防ぐためには絶対
  • V字プレート:プラスチック(V字プレートがプラスチック製のもの)

V字プレートがアルミ製のものもありますが、プレートは仮に破損してもサックスが落下することはありませんし、プラスチック製と言っても強度はかなり強いです。

私はプラスチック製のバードストラップである「サックス用バードストラップBSN-AP-M」を2年以上使っていますが、壊れる気配は全くありません。表面の劣化すらありません。

予算がある方は「プラスチック」ではなく「ワイド(アルミ製)」でもいいですが、プラスチック製のものでも全く問題ありません

ワイドのバードストラップは「サックス用バードストラップBSN-AW-M」です。少しお値段が高くなります。

私はストラップを付属品から「サックス用バードストラップBSN-AP-M」に交換してから首の痛みがほとんどなくなりました。

私は首の強度は男性の中でも強い方なので「サックス用バードストラップBSN-AP-M」を使うことで全ての男性が首の痛みと無縁になるとは言い切れません。

しかし、 「サックス用バードストラップBSN-AP-M」 以上に首に負担をかけないネックストラップは私が試した限り存在しません。

「サックス用バードストラップBSN-AP-M」 でも首が痛い人はショルダーストラップを検討することをおすすめします。

女性 におすすめのストラップ :ブレステイキングストラップ ライザプレミアムⅡ (セーフティフックタイプ)

女性には「ブレステイキングストラップ ライザプレミアムⅡ (セーフティフックタイプ) 」をおすすめします。

「ノーマルフックタイプ」と「セーフティフックタイプ」がありますが、「ノーマルフックタイプ」はかぎ型なのでおすすめできません。

「セーフティフックタイプ」をおすすめします。

「ブレステイキングストラップ ライザプレミアムⅡ(セーフティフックタイプ)」にはブラックとブラウンの2色があります。色はお好みで大丈夫です。

サイズは服のサイズと同じものを基準に、体型に合わせて調整してください。

【まとめ】アルトサックス用のストラップの選び方

首を痛めないためにも、できるだけ早く付属品のストラップは交換することをおすすめします。

ストラップを交換する時には、「フックは金属製でスナップ型」「男性はネックストラップでアルトサックス用のもの」「女性はショルダーストラップで自分の体に合ったもの」を選ぶことが大切です。

具体的には男性には 「サックス用バードストラップ BSN-AP-M」 を、女性には 「ブレステイキングストラップ ライザプレミアムⅡ (セーフティフックタイプ) 」 をおすすめします。

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