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初心者におすすめのサックス教本【基礎練習やエチュードも】

サックス教本・楽譜・CD
  • サックスの教本を探してるんだけど……
  • サックスの教本のうちどれが初心者に向いているのか分からない
  • 初心者におすすめのサックスの教本を教えて!

サックスの教本は初心者向きのものから上級者向きのものまで売られているので、どの教本を選んだらいいのか分からなくて悩んでしまう初心者の方が非常に多いです。

私はこれまでたくさんの教本を買っていろいろと試してきました。その経験から、「自分がもし初心者に戻ったらどの教本をどのように使って練習するのか」をこの記事ではお伝えします。

この記事を読めば、サックスを始めるときにどの教本を買えばいいのか、上達につれてどういった教本を買い足せばいいのかが分かります。

結論を一言で言うと、最初にそろえるべき教本は「サクソフォーン教本」「成功する音楽家の新習慣 練習・本番・身体の戦略的ガイド」「リズムの基礎」「うまくなろう!サクソフォーン」の4冊です。

サックス初心者が最初に買うべき教本4冊

サックス初心者が最初に買うべき教本は次の4冊です。

サクソフォーン教本(大室勇一先生)

サックス初心者が真っ先に取り組むべき教本が「サクソフォーン教本」です。

たくさんのサックス教本を買いましたが、初心者の間は「サクソフォーン教本」だけで十分だったと考えています。

著者の大室勇一先生は須川展也先生の師匠で、クラシックサックス界に多大な貢献をされた方です。

この「サクソフォーン教本」も、サックスを始めた人を対象に作られた教本です。

「サクソフォーン教本」にページ順に取り組んでいくことで、完全な初心者がサックスの基礎を身につけることができるようになっています。

「サクソフォーン教本」は初心者が真っ先に買うべき1冊です。

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「サクソフォーン教本」の使い方については「【最初の一冊】サクソフォーン教本(大室勇一先生)の使い方」で詳しくお伝えしています。

成功する音楽家の新習慣(ジェラルド・クリックスタイン先生)

成功する音楽家の新習慣 練習・本番・身体の戦略的ガイド」は音大1年生向けに「音楽への取り組み方」が書かれた教本です。

「成功する音楽家の新習慣」には「練習法」「曲の完成のさせ方」「暗譜法」「本番でよい演奏をする方法」「故障を防ぐ方法」など、サックス初心者が身につけるべきたくさんのことが書かれています。

効果的に「サクソフォーン教本」で練習していくためにも「成功する音楽家の新習慣」を最初一読し、ことあるごとに読み返すことをおすすめします。

私も「成功する音楽家の新習慣」を読んでから音楽への取り組み方が大きく変わりました。

ギターを始めた30年前に「成功する音楽家の新習慣」があったらどれほどよかっただろうとつくづく思います(笑)。

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「成功する音楽家の新習慣」については「【成功する音楽家の新習慣】レビュー【楽器練習計画を立てるための必読書】」で詳しくお伝えしています。

リズムの基礎(呉暁先生・桐山春美先生)

リズムの基礎」はサックスの教本ではなく、リズムをつかむための教本です。

サックスに限らず、楽器を上手に演奏するためには手・足・口など、体の部位を別々に動かすことができるようになる必要があります。

体を別々に動かすことができるようになるため、「サクソフォーン教本」で出てきたリズムを「リズムの基礎」で練習することをおすすめします。

「リズムの基礎」の練習にはサックスが必要ありませんので、場所も時間も選ばずに練習ができます。そういった意味からもおすすめです。

私は「リズムの基礎」はギターを練習していたときからお世話になっています。

ギターは右手と左手と口(弾き語りの場合)を別々に動かす必要があるのですが、「リズムの基礎」で練習することで格段に動かしやすくなっています。

関連記事

「リズムの基礎」については「リズムの基礎(音楽之友社)【サックスに役立つソルフェージュ本】」で詳しくお伝えしています。

うまくなろう!サクソフォーン(須川展也先生)

須川展也先生が書かれたサックスに関するコラムをまとめた本が「うまくなろう!サクソフォーン」です。

クラシックサックスについてのコラム集ですので、ジャズ志向の人は少しだけ注意が必要ですが、たくさんのことを学ぶことができます。

私は「うまくなろう!サクソフォーン」で、姿勢や呼吸、タンギングなどの基礎的な奏法や練習メニューの組み方を学ばせてもらいました。

コラム集ですので、書かれている内容も対象読者も初心者向けから音大卒業レべル向けまでさまざまです。

初心者の段階から「うまくなろう!サクソフォーン」の全てを身につけようとすると大変です。できることから少しずつという意識が大切です。

全音域を出せるようになったら「すぐに役立つサクソフォーン・スケール」を

サクソフォーン教本でサックスの練習をしていくと、Lesson18を終えたところで最低音から最高音(フラジオは除く)まで出せるようになります。

全音域を出せるようになったら「すぐに役立つサクソフォーン・スケール(川口力先生)」の練習を開始することをおすすめします。

スケール練習の教本には須川先生の「サクソフォーンのためのトレーニングブック」が有名です。

しかし、初心者が「サクソフォーンのためのトレーニングブック」を使うと、分量に圧倒されますので、川口力先生の「すぐに役立つ サクソフォーンスケール」をおすすめします。

サックスに限らず、音楽を身につけていく上でスケール(音階)は非常に重要です。

スケールは長調と短調合わせて24個あるのですが、苦手な調を作らないことが大切で、そのためにはできるだけ早い段階からスケール練習を始める必要があります

サックスを全音域出せるようになった時点、つまり「サクソフォーン教本のLesson18を終えた時点」からスケール練習を始めることが大切です。

まずは長調だけで構わないので、日替わりでいろいろな調のスケール練習を行っていきます。詳しい方法は「うまくなろう!サクソフォーン」で須川先生が教えてくれます。

「サクソフォーン教本」を終えたら「ラクール」を

「サクソフォーン教本」を終えたら、次は「ラクール(第1巻)」に取り組んでいきます。ラクールはサックスのエチュードの中で最も有名で評判のよいものです。

私はまだ「ラクール」を全て終えていませんが、「ラクール」で練習しているうちにサックスで表現できる音楽の幅がどんどん広がっていることを感じています。

「ラクール」は2冊に分かれているのですが、最初は1冊だけで構いません。「サクソフォーン教本」を終えたら絶対に練習すべき教本が「ラクール」です。

【まとめ】初心者におすすめのサックス教本

サックス初心者がまず最初に買うべき教本は次の4冊です。

全音域を出せるようになったら「すぐに役立つ サクソフォーンスケール」を、「サクソフォーン教本」を終えたら「ラクール(第1巻)」を使用していきます。

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